SERIES
絵というのは何処までいっても自己表現に他なりません。
自己は周囲の環境によって形成されるものです。 どんな人間に出会ってきたのか、どんな作品に出会ってきたのか、どんな環境で育ってきたのか。
それら全てが複雑に絡み合って、私ができています。 そしてその絡み合ったものをひとつひとつ解くことで、自己の理解が深まっていきます。
私にとって「絵を描く」という行為は、自己を理解するアプローチのひとつなのです。
抽象画シリーズ『共感覚/Synesthesia』
「共感覚/Synesthesia」シリーズは、そのアプローチの一種となっています。
人は文字に色を感じ、色に匂いを感じ、絵に温度を感じます。 その感覚的な刺激をそのまま絵として表現することで、自分が何にどんなものを感じているのか、何に影響されているのか、改めて理解しようと試みています。
めいどシリーズ
他の作品とは一風変わったキャラクター色の強い作品です。
メイド服を着た女性だけがいる世界で自由気ままに過ごす彼女たちの姿を描いています。
風景画や色面構成など、表現の幅を増やすために様々なジャンルの絵を取り扱っています。